学術集会会長挨拶

2022.01.24

今般「日本医療マネジメント学会第 14 回宮崎県支部学術集会」を「現地開催」と「WEB開催(ライブ配信&オンデマンド配信)」のハイブリッド形式で開催する予定で鋭意準備を進めて参りましたが、昨今の感染力の強いオミクロン株による新型コロナウイルス感染症の蔓延状況を鑑み、誠に遺憾ながら「現地開催」を中止とし、「WEB 開催(ライブ配信&オンデマンド配信)」のみとすることにいたしました。すなわち、「特別講演」と「パネルディスカッション」は、ライブ配信とオンデマンド配信で、「一般演題」は当初の予定通りオンデマンド配信での開催となります。「特別講演」を担当して頂く「加藤聖子先生」ならびに「久世由美子先生」、「パネルディスカッション」を担当して頂く「佐藤圭創先生」には、予定通りご登壇頂きますので、ライブ配信もしくはオンデマンド配信で是非ご拝聴ください。
なお、「WEB 開催(ライブ配信&オンデマンド配信)」の参加登録締め切り日を、1月 28日(金)からオンデマンド配信終了前の2月 25 日(金)に再延長することにしましたので、奮ってご参加のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

2022年1月24日
日本医療マネジメント学会第14回宮崎県支部学術集会
会長 寺尾 公成
(県立延岡病院院長)

2021.10.25

今般「日本医療マネジメント学会第14回宮崎県支部学術集会」の開催を県立延岡病院でお引き受けするにあたり、ご挨拶申し上げます。

本学術集会は昨年度(2021年2月)開催する予定でしたが、2020年初頭より世界中を席巻してきた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のため、やむなく1年延期として、この度の開催となりました。そして、幾度となく襲来してくるCOVID-19波のため、いかなる形であれば開催可能であるかを、関係諸氏と模索してきた結果、ハイブリッド形式としました。すなわち、「特別講演」と「パネルディスカッション」は現地でのオンサイトとWeb上でのオンデマンドで、「一般演題」はWeb上でのオンデマンドのみで実施することにしました。

今回のテーマは、「多様化する医療~科学と情熱の融合を目指して~」とさせて頂きました。私が当院院長に就任して3年目となりますが、一貫して掲げてきたモットー『医療とは、理路整然とした科学と、心溢れる情熱の融合である。』をもじって、医療界を含めた多様化する社会における諸問題を、多職種の皆様と多面的に考えてみたいと思った次第であります。そこで、特別講演には、延岡にゆかりのあるお二方をお招きしました。お一人は、九州大学病院産科婦人科教授/九州大学病院臨床教育研修センターきらめきプロジェクトプログラム責任者であられる「加藤聖子先生」で、演題名は「時代に対応した働き方改革;病院における新しい男女共同参画を目指して」であります。もうお一人は、元オリンピック日本代表コーチであられる「久世由美子先生」で、演題名は「夢を夢で終わらせない人生」であります。多様化する社会・医療界の問題点を語って頂くには、打って付けのお二人であると確信していますので、是非楽しみにして頂きたいと思います。また、パネルディスカッションでは、宮崎県新型コロナウイルス感染症対策調整本部特任医師/延岡市新型コロナウイルス感染症対策アドバイザーであられる「佐藤圭創先生」に座長をお願いして、基調講演に引き続き、7名のパネラーの皆様と「新興・再興感染症の過去・現在・そして未来~新型コロナと戦っている医療現場から~」と題して、COVID-19について熱く語って頂く予定になっています。

そこで、今回の一般演題は、Web上でのオンデマンドのみの開催となりますが、多職種の皆様一人一人が抱えている「COVID-19に関する話題でしたら何でもOK!」というスローガンで募集しますので、多数のご応募をよろしくお願いいたします。

本来でしたら、多くの皆様方と一堂に会して、多様化する医療界のさまざまな問題を「科学と情熱の融合」といった観点から、語らいの一時を共有したかったとこではありますが、遺憾ながら、ハイブリッド開催となりますことをご理解の上、本学術集会へのご参加のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

2021年10月
日本医療マネジメント学会第14回宮崎県支部学術集会
会長 寺尾 公成
(県立延岡病院院長)